江戸時代の呉服屋は大名や旗本に反物を持っていく際、じっくり商品を見ていただくために商品を持ち帰らず、そのまま置いて帰ることがほとんどでした。
置いて帰った後商品をじっくり見極めてもらい、最終的に購入していただくというシステムが常識の時代だったのです。

現代の実店舗では靴屋さんでも洋服屋さんでも、自分のサイズに合うかどうかを試すために何足も何着も試着を繰り返し納得の上、安心して購買に至るという購入パターンがあります。
江戸時代の「わらじ」の購入パターンと同じということです。

つまり商売が成立するための購入パターンは普遍のもので、現代の靴を販売するネットショップでは、やはり「試着なくしては、なかなか購入判断ができない」のが消費者側の気持ちです。

このネットショップ特有の「試着できない課題」に対し、成功しているネットショップはさまざまな工夫をしています。

現在多くの靴のネットショップはサイズ交換に積極的に対応しています。
欧州のアパレルサイトではサイズが合わないことによる返品率が50%を上回るサイトも多数あるといいます。
そんな欧州において、あるスウェーデンの企業がサイズ違いによる理由の返品を半減させた工夫したシステムを開発しました。
どのようなシステムかといいますと、消費者は自分が所有している洋服のサイズを登録して自分のシルエットを作成することができます。
このシルエットを購入希望の商品のシルエットと照らし合わせることによりサイズの違いが表示され、実際に自分が所有している洋服と購入希望商品を比較することができ、安心して商品を購入することができます。
日本でもそのシステムを大手アパレル企業が導入しています。

昔からの商売の基本を受け継ぎつつ、現代のネットショップにアレンジ工夫し購入に繋がるようにしましょう。

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