返品レポート公開が購入をアシスト

「買ってから選ぶ」でおなじみの靴とファッションの大手通販サイトを例にご紹介します。

まずは送料無料、返品無料を条件に商品を購入。
その後30日間試着ができ、気に入ったものだけを残し、あとは返品。
差額がでた場合は1週間以内に返金できるというビジネスモデルがこの大手通販サイトのウリ。

実店舗で自分のサイズを店員さんに告げ、靴を試着してみると意外とフィットしないことが多くあります。

メーカーごとにサイズ感が違って5mmの差ばかりか1.5cmの差もある場合があります。

しかし、ネットショップで商品を選ぶ際にはメーカーごとのサイズ感を直接感じとることはできません。

この大手通販サイトの靴の商品ページ内には「サイズ選びでお困りですか?」というテキストが設置されていて、それをクリックすると「返品レポートページ」というページに移動します。

「返品レポートページ」には各ブランドのサイズに関する「大きく感じた」「小さく感じた」など、顧客が返品をしてきた理由データが集計されており、ブランドごとのサイズ感がわかりやすくなり自分に合うサイズを選ぶことができるようにサポートをしています。

これは靴だけにいえることではありません。
他のネットショップでも商品について返品レポートをまとめ、それを公開することによって顧客が購入をする判断材料になり得ると感じます。

商品の返品理由をまとめて購買アシストをする逆引きの発想をおすすめします。

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