コンビニ決済と収納代行のメリット

みなさんは、コンビニ決済サービスを利用したことがありますか?商品や公共料金の支払いをコンビニで行ったことがある方も多いのではないでしょうか。コンビニ決済は、商品購入などで発生した支払いをコンビニで行い、収納代行してもらうサービスです。ここでは便利なコンビニ決済について、メリットや導入のポイントをご紹介します。

コンビニ決済のメリット

コンビニ決済のメリット

お客様から見て、コンビニ決済の一番のメリットは常時利用できることです。24時間いつでも支払いが可能なため、外出ついでにコンビニに寄って支払いを済ませられることは大きな魅力です。また、クレジットカードを所有していない人や、購入サイト内でクレジットカード番号を入力することに抵抗がある人も、コンビニ決済なら安心して利用できます。
事業者様にとってのメリットは、入金確認のとりやすさと安全性です。
従来の郵便振込や銀行振込の場合、インターネットバンキングを利用していても、銀行の営業時間内でなければ入金確認はできませんでした。コンビニ決済であれば、お客様が支払った後数分~60分以内には入金確認が可能なため、すぐに商品発送を手配できます。また、支払い確認後に発送するため、代金引換や振込明細同封での支払いよりも、代金未回収や商品キャンセルによる金銭的なリスクを軽減できます。

コンビニ収納代行サービスのメリット

コンビニ収納代行サービスのメリット

コンビニ収納代行サービスとは、複数あるコンビニとの決済契約を一括で代行するサービスです。
コンビニ決済の一番のメリットである「利便性の高さ」を最大限に活用するためには、できれば国内の全コンビニチェーン、少なくとも全国展開している大手コンビニチェーンでの決済に対応することが望ましいでしょう。しかし、コンビニチェーンごとに契約条件はバラバラで、手数料や代金回収のフローも多岐に渡ります。自店舗に合った最適な契約コースをその都度検討し、代金の回収状況を管理することは煩雑な業務であり、大きな負担となります。

コンビニ収納代行サービスは、各コンビニでの決済契約と売り上げ管理を一括して代行するため、事業者様の負担が少ないことが特徴です。このサービスを利用する場合、事業者様は収納代行会社に手数料を支払います。コンビニごとの契約条件を気にする必要はなく、決済店舗ごとに利益が変動することもありません。
また、収納代行サービスによっては、ツールを使ったプッシュ型の情報管理が可能です。案件ごとに「入金待ち」「未発送」「キャンセル」など一覧でステータス管理を行い、ステータスの変化に応じて通知するため、発送漏れや未入金商品の誤発送など、処理トラブルを防ぐことができます。

コンビニ収納代行サービス契約の際のポイント

コンビニ収納代行サービスの契約の際は、①初期費用 ②月額基本料 ③決済1件あたりの手数料 ④取扱店舗数 ⑤管理ツール、の5つを比較しましょう。例えば、コンパクトに事業を始めたい場合、多額の初期投資は避けたいところ。また、多機能で月額基本料金が高いシステムは使いこなせないこともあるため、必要最低限の機能が備わっている低価格のサービスで十分な場合があります。導入をご検討中の事業者様は、収納代行会社にどのような機能が必要かなどご相談してみるとよいでしょう。
さらに、離島を含む全国からの注文が多い店舗なら、取り扱いコンビニ数が多いサービスで「どこでも払える」体制にすれば、販売機会の損失を防げます。

POINT

コンビニ決済と収納代行のメリットのPOINT

フォローが広範囲で細かく対応してくれるコンビニ収納代行サービスほど費用もかかりますが、事業者様にとって頭の痛い代金回収をすべて任せてしまえるメリットは絶大です。もし、店舗経営などによるコンビニ決済サービス導入を検討する場合は、事業規模や形態に合ったコンビニ決済サービスを厳選してください。

前のページ | 次のページ