事業者様がクレジットカード決済を導入する際に悩むことが、決済代行業者の選定です。さまざまな業者がある中で、どの決済代行業者が事業者様にとってベストであるか一見して判断することは困難な状況にあるといえるでしょう。今回は、クレジットカード決済代行業者を比較するときのポイントについてご紹介します。

ポイント1セキュリティに力を入れているか

お客様が安心してクレジットカードを使えるように、十分なセキュリティ対策を講じているかを必ず確認しましょう。
クレジットカード番号をはじめとする機密性の高い個人情報を扱うからには、情報流出などによって信頼を失うことは最大限避けなければなりません。
セキュリティに関する公的な認証で代表的なものは、日本工業規格(JIS)の「Pマーク(プライバシーマーク)」と国際標準化機構(ISO)の「ISO27001/ISMS」、VISAやMasterCardなど国際カードブランド5社の共同設立団体による「PCI DSS」です。全て取得していることがベストですが、逆にどれも取得していない業者については選定も慎重になる方が良いでしょう。
また、技術的なセキュリティ対策として「3Dセキュア認証」「クレジットカードのセキュリティコード」に対応している業者は、信頼性が上がります。

ポイント2システムは安定しているか

決済代行サービスのシステムサーバが、どの程度安定して稼働するかは極めて重要です。昨年実績の稼働率などは必ず確認しましょう。例えば 、「サーバの稼働率99.5パーセント」と書かれているととても安定している印象を受けますが、これは「1年間で最大43.8時間のサーバダウンを許容する」ことを意味します。これが事業を行う上で許容できるリスクであるかは、事業者様の業務内容によって分かれるところでしょう。ちなみに稼働率が99.9パーセントの場合は、最大ダウン時間は年間8.76時間です。一般的に、稼働率が高いほどトラブル回避につながります。

ポイント3サポートが充実しているか

システム導入の際や各種サポートがどの程度であるか、決済システムなどがカスタマイズ可能であるかも確認することが大切です。例えば、事業者様専用の電話およびメール窓口を用意して迅速に対応したり、購入したお客様を事業者様に代わって365日24時間サポートしたりするなど、安心して継続利用できる決済代行業者はとても心強い味方です。
事業者様側で具体的にどのような決済サービスを利用したいかはっきりした要望があれば、契約前の選定時に、可能な限り具体的に伝えるのがおすすめです。担当者がどの程度、事業者様の希望を掴んで最適なサービスを提案できるかも、業者選定の際に重要な要素になるでしょう。

ポイント4クレジットカード決済以外にも多彩な決済サービスがそろう

ネットショッピングの決済の中心はクレジットカード払いですが、キャリア決済オンライン型コンビニ決済銀行振込決済口座振替決済、ATM決済、電子マネー決済ペイジー決済など、多彩な方法が存在します。お客様の選択肢が多ければ多いほど、購入機会も増えます。1つのクレジットカード決済代行業者と契約することで豊富な決済サービスを提供できるのは、事業者様にとってメリット大です。

POINT

クレジットカード決済代行業者を選定する際の比較ポイントは以下です。

  • セキュリティ対策に力を入れている
  • システムの安定性と費用のバランスが事業形態に適している
  • サポートやカスタマイズについて不安を感じない
  • クレジットカード決済以外の決済サービスが充実している

決済代行サービスは「簡単に、便利に、安心して、長く」使い続けられることが望ましいでしょう。業者を選定する際には、ぜひご参考ください。

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